シミがなければもっといい肌!
シミの原因には日焼け以外にも様々な原因があります。間違ったお肌のお手入れやホルモンの変化、ストレスなど意外と知られていないシミの原因とその対策をご紹介いたします。
原因その1
紫外線は、シミの原因となるメラニンの生成を促します。紫外線の積み重ねによってできるシミを日光性黒子 (にっこうせいこくし) と呼びます。年齢を重ねるにつれ濃くなっていきます。市販の日焼け止めや日傘などの対処とともに、ビタミンA、C、Eなどの栄養素でもケアすることをおすすめします。
紫外線などの刺激があると表皮細胞からメラニンを作るように命令が出ます。
シミの部位では常に炎症が起こっていて、常にメラニンを生成するよう命令を出しています。
メラノサイトという細胞の中で、酵素の1つであるチロシナーゼによりメラニンが生成されます。
できてしまったメラニンはケラチノサイトへ受け渡され、シミとして現れるのです。
普段から意識したい紫外線対策
日焼けなど紫外線が原因のシミには日焼け止めや日傘などのUVケアで紫外線を防ぐことが大切です。普段からこまめなUVケアで紫外線を蓄積しないように注意しましょう。
原因その2
人によってお肌の状態やケアの方法はいろいろですが、お肌をこすりすぎて角質を傷つけたり、乾燥肌の方がお肌を洗いすぎて悪化させるなど、間違ったお肌のケアで色素が沈着するとシミにつながってしまう場合もあります。
夏は気温が高いので皮脂や汗の分泌が増えて肌は脂っぽくなりがちなのに対し、冬は空気の乾燥と皮脂の分泌量が減ることで、肌はかさつきやすくなります。夏から秋にかけての空気の乾燥や強風などさまざまな外的刺激によって肌トラブルを起こしてしまうことも。そのため水分量が失われる秋冬に、保湿、シミ対策が必要です。
夏の間に受けた肌ダメージによって乾燥してしまった肌は、バリア機能が弱まり刺激を感じやすい状態になっています。
その乾燥を放置しておくと炎症を起こしやすくなり、炎症によってシミ誘導因子が増加することからシミができやすくなります。
秋冬は紫外線量が多くないため、特にシミのお手入れを怠りがちですが、シミのできにくい美肌を手に入れるために、しっかりお手入れをすることが大切です。
原因その3
女性ホルモンのバランスが乱れるとメラニン色素をつくるホルモンも刺激を受けてシミができやすくなります。このホルモンが原因によるシミを肝斑(かんぱん)と呼びます。特に頬骨などに現れることが多く紫外線が原因のシミに比べると輪郭が薄いのが特徴です。30代後半から増えてくるといわれており特に妊娠中は「エストロゲン」という女性ホルモンの分泌が多くなり肝斑ができやすくなります。肝斑は紫外線によってさらに濃く大きくなることもあります。
原因その4
偏った食生活を続けると栄養素が不足してしまいホルモンの分泌に影響を及ぼします。肌の健康を保つためにもバランスの良い食事を1日3食しっかりと摂ることが大切です。
ビタミンCにはシミの原因となるチロシンを活性化する酵素の産生やはたらきを抑制する作用があります。リコピンやカプサイシン、カロテンなどのカロテノイドには活性酸素の発生を抑え取り除く抗酸化作用があると言われています。
■ビタミンCを多く含む食べ物:レモン、ブロッコリー、ほうれん草、かぼちゃなど
■カロテノイドを多く含む食べ物:トマト、ニンジン、赤唐辛子、赤ピーマンなど
原因その5
ストレスは自律神経の乱れを招きホルモンバランスを崩す原因となってしまいます。また寝不足や喫煙などの生活習慣は肌トラブルを引き起こしがちです。お肌へのダメージがシミにつながってしまう場合もあります。
顔の中でもシミができやすい部位をご紹介します。
シミ部分では、ターンオーバーが遅くなっている為、古い角質が溜まってしまっています。
化粧水の前に、ふきとることで古い角質や汚れが取り除かれる為、化粧水やクリームの浸透を高める効果が期待できます。
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