2010年6月1日〜7月31日に、小林製薬では、「小学校のトイレぴかぴか計画」キャンペーンを実施しました。
この「小学校のトイレぴかぴか計画」ではトイレを少しでも快適な空間へと変え、子どもたちにとって用便しやすい環境を整えました。
小学校のトイレがキレイになるということは、子どもたちの毎日にとって大きな変化です。子ども達が暮らしにおけるトイレ空間の大切さを改めて見つめ、その快適さを創るために「自分たちに何ができるのか」を考える契機になることを願っています。
キャンペーン期間中、対象商品の売り上げの一部を、NPO法人日本トイレ研究所を通じて、学校のトイレ環境改善に使用しました。

家庭では洋式トイレの普及が進んでいる一方で、小学校ではまだ和式トイレが多いのが実情です。また設備の古さから、汚れや臭いが目立ち、子ども達が利用を避ける要因の一つになっており、弊社調査では、学校での排便を我慢している子どもは、約50%もいることがわかっています。
しかし学校のトイレ改修には大規模な予算が必要なため、改修時期に目処が立たない小学校が多く存在しています。排泄を我慢することによる健康への悪影響はもちろん、暮らし空間としてのトイレを敬遠する傾向は、「快適な環境を共に守る 大切さ」という意識を育むうえでも大きな問題です。
当社が行った「小学校のトイレ事情」調査によると、約50%の小学生が小学校で便意をもよおしても我慢するそうです。また、その理由について、「和式トイレが苦手だから」「トイレが汚い・臭いから」が約45%を占めていることがわかりました。
明日を担うこどもたちに快適なトイレ環境を届けるため、トイレ関連製品を1個お買い上げにつき1円をNPO法人『日本トイレ研究所』を通じ、小学校のトイレ改修費として全国の約12の小学校に寄付いたしました。
トイレの改修内容は、和式トイレが苦手なこどもたちのために和式便器を洋式便器に交換し、ニオイの原因となるトイレの床面を張替えました。
同時に、排泄教育もしました。
なお、この「小学校のトイレぴかぴか計画」キャンペーンは、当社の創立から100周年にあたる2019年に寄贈先を100校にすることを目指して今後も活動を継続してまいります。

岩手県
遠野市立土淵小学校
宮城県
仙台市立東六番丁小学校
東京都
目黒区立向原小学校
静岡県
富士宮市立東小学校
岐阜県
高山市立久々野小学校
愛知県
一宮市立今伊勢小学校
京都府
京都市立洛央小学校
兵庫県
神戸市立菅の台小学校
鳥取県
倉吉市立西郷小学校
愛媛県
松山市立さくら小学校
福岡県
直方市立直方南小学校
鹿児島県
鹿児島市立中山小学校
2010年12月9日、社団法人日本パブリックリレーションズ協会が優れたPR活動を表彰する2010年度「PRアワードグランプリ」最終審査会において、最高賞であるグランプリを受賞しました。
「小学校のトイレぴかぴか計画」キャンペーン活動の結果として、「NPO・行政との協働を通じて排泄行為の啓発活動を進めるとともに、販売に関しても出荷前年比105%などの実績をあげて社会性と経済性の両立を実現した」(審査員講評抜粋)と評価され、この度の受賞となりました。
社団法人日本パブリックリレーションズ協会が主催となり、PRに対する理解促進を図ることを目的に設けている表彰制度です。「PRアワードグランプリ」は、各社のPR・広報スキルの優秀な事例(作品)の中から、最も優秀な1作品をグランプリ、部門最優秀賞4作品を選定・表彰するものです。

今回の「小学校のトイレぴかぴか計画」は、日々の暮らしを少しでも快適にするお手伝いができればという想いが込められています。今回の調査で、学校でトイレを我慢している子どもが多いことを知って、大変驚きました。なじみのない和式トイレの使い方がわからず、戸惑う子どももいるようです。また今回ご協力をお願いしているNPO法人日本トイレ研究所によると、ある小学校でトイレを改修したところ、「みんなでずっとキレイに使えるように」と子どもたちが協力して掃除に取り組むようになったという事例があったそうです。子どもの頃から、「快適な環境を共に守る大切さ」を知ることは、子ども自身の成長だけでなく、これからの地域社会にとっても重要なことです。
この活動が、子どもたちにとってそのようなきっかけになればと思っています。
小林製薬の社会貢献活動は、「お客さまとともに、お客さまの生活に身近なところでお役立ちをする」という点に特徴があると思います。これからもわかりやす く、お客さまにもご参加いただける小林製薬ならではの活動を続けていきたいと考えています。
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