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日本初、200人(3〜9才の小児)規模のヒト臨床試験にて証明(弊社調べ)
ウシの「後期初乳」が
子どもの風邪を予防し、治りやすくします
−2008年11月15日 第12回生活習慣病対策研究会(福岡市)にて発表−
小林製薬株式会社(本社:大阪市、社長:小林 豊)は、ウシの「後期初乳」の免疫に関する結果に着目し、研究を進めてまいりました。今回、ウシの後期初乳タブレットを使用した大規模な臨床試験を実施し、ウシの後期初乳が、小児の上気道感染症(*1)を予防し、発熱を伴う上気道感染症の罹患日数(*2)を短縮させることがわかりました。
*1 上気道感染症とは、鼻やのどにウイルスや細菌が感染して起こる病気で、そのほとんどはいわゆる風邪です。
*2 罹患日数とは、回復までにかかる日数のことです。
ウシの後期初乳による、小児の上気道感染予防と罹患日数短縮について、 196人(3〜9才の小児)という大規模なヒト臨床試験で実証されたのは、弊社の今回の研究が日本で初めて(弊社調べ)です。
「初乳」とは
「初乳」とは、一般的に分娩後1週間以内の乳のことで、特に1〜5日目までの乳を「初期初乳」、6、7日目の乳を「後期初乳」と区分しています。日本ではウシの初期初乳の流通は認められておりません。またウシの初乳については、これまでに感染症に対する効果や、細胞の再生に関する有用性が学会等で報告されています。
免疫力が低い子どもは風邪に感染しやすく、また一旦感染すると症状が重くなるという特徴もあり、今回の研究結果は子どもを持つ親にとって、非常に有用な情報といえます。
弊社は、この研究成果について、2008年11月15日(土)に開催される第12回生活習慣病対策研究会(福岡市)において発表いたしました。
ヒト臨床試験 結果
(1)ウシの後期初乳は、小児における風邪の予防に有効
(2)ウシの後期初乳は、小児における発熱を伴う風邪の罹患日数短縮に有効
(3)免疫力の弱い3〜6才の小児では、より顕著に効果が現れた

考 察
ウシの後期初乳は、小児における風邪の予防と、罹患日数の短縮において、効果があることを臨床評価でき、さらに免疫力が低い3〜6才の小 児に効果が顕著に現れたことから、今後高齢者などでも良い結果が期待できる。
ウシの後期初乳の上気道感染症予防および罹患日数短縮に関する臨床試験結果
●試験方法
1地区(千葉県船橋市)で、3〜9才の小児196名を対象とした2ヶ月間の臨床試験を実施。毎日、被験食品3粒(後期初乳500mgまたは脱脂粉乳 500mg)を摂取する。そして試験期間中の被験者の体調を保護者が毎日確認して記帳したものより特定を行い、上気道感染症の発症回数および発熱を伴う罹 患日数を比較した。
| 被験者: | グループ(1) 後期初乳群97名 グループ(2) プラセボ(*)群99名 *データを比較するために用いられる、有用成分を含んでいない物質 |
| 被験食品: | 後期初乳・・・3粒/日 プラセボ・・・3粒/日 |
| 摂取期間: | 2ヶ月間(冬季期間) |
| 評価項目: | 平均発症回数および平均罹患日数 |
| 実施施設: | 医療法人うつぎ会 法典クリニック |
ウシの後期初乳を用いたタブレットの摂取にて、3〜9才の小児において、上気道感染症の発症回数が減少することを確認
初乳タブレットの継続摂取で、
風邪の発症回数が減少した

3〜6才では、より顕著に
風邪の発症回数の減少が
見られた

ウシの後期初乳を用いたタブレットの摂取にて、3〜6才の小児において、上気道感染症発症時の、罹患日数が顕著に短縮することを確認
特に3〜6才において顕著に早期回復が見られた
(全体である3〜6才の症例においても罹患日数が短縮する
ことが確認された)

トピックス
日本初、ウシの「後期初乳」にインフルエンザウイルスを阻害する効果を発見
弊社は、ウシの後期初乳によるウイルス感染阻害作用に着目し、上気道感染症の1例として、インフルエンザウイルスへの効果について研究を進めてまいりました。今回、ヒト細胞試験で、ウシの後期初乳にインフルエンザウイルスを阻害する効果があり、ウイルス感染予防に有効である可能性を発見しました。
今回のヒト細胞試験により、ウシの後期初乳の「ウイルス無害化」効果、および、のどの細胞表面でバリアとなりウイルスを阻害する「バリア形成」効果の2つのメカニズムがあり、感染予防に機能している可能性が発見されました。
ウシの後期初乳による、インフルエンザウイルスへの感染阻害効果が実証されたのは、今回の弊社の研究が日本で初めて(弊社調べ)です。
弊社は、この研究成果について、2008年11月15日(土)に開催される第12回生活習慣病対策研究会(福岡市)において発表いたします。
ヒト細胞試験結果
ウシの後期初乳は、インフルエンザウイルスへの感染阻害効果を持っている

考 察
ウシの後期初乳には、インフルエンザウイルスへの感染阻害効果があることを試験評価できた。
インフルエンザウイルス予防メカニズムのさらなる解明と、今後ヒト臨床での確認が期待される。
ウシの後期初乳による、ウイルス予防のメカニズム(小林製薬による仮説)

(1)ウイルス無害化: ウイルスに「ウシの後期初乳」成分が吸着し、ウイルスの感染を予防
(2)バリア形成: 細胞表面に「ウシの後期初乳」成分が吸着し、ウイルスの感染を予防
ウシの後期初乳のインフルエンザウイルス阻害に関するヒト細胞試験結果
●試験方法
インフルエンザウイルス、ヒト細胞、ウシの後期初乳を混合し、1時間後にヒト細胞へのウイルス感染阻害の有無を確認した。
被験ウイルス:
インフルエンザA型ウイルス(H1N1型)
被験細胞:ヒトO型赤血球
ウシの後期初乳が、濃度200μg/ml以上で、インフルエンザウイルスへの感染阻害効果(*)があることを確認
*感染阻害効果とは、インフルエンザウイルスがヒト細胞に吸着しない状態のことです。

この冬、家族と自分をしっかり守るキーワードは「自己免疫力」アップ
今冬もまた、ノロウイルス、ロタウイルス、インフルエンザウイルスなど、さまざまな流行懸念・リスクが高まっています。抗インフルエンザ剤・高機能マスクの備蓄だけで大丈夫なのでしょうか。 こんなときこそ大切なのは、『自己免疫機能の向上』。ウイルスや病原体の侵入からカラダを守り、治癒を促す、本来の力を高めておくことが、重要で本質的な対処法だと考えております。 『初乳』は生まれたばかりの小さな命を病気から守り、すこやかに育てる、母の愛と生命力に満ちあふれた、大切な"贈りもの"。 私たちは、『初乳』に秘められた可能性を、科学的根拠に基づいて解明し、みなさまの健康的なくらしのお役に立てる製品開発を目指しています。
小林製薬株式会社 研究開発カンパニー 山下 耕作
以上




