小林製薬の歴史

営業要旨

営業要旨
営業要旨

弊社は明治25年 営業を開始して以来大方の信用を博し今年も益々繁栄致しております。これも、つまりは皆さま各位のご同情の結果によると共に又考え直してみると弊社が常に薄利多売と誠実勉励を保持し拮据黽勉(きっきょびんべん:大変がんばること)をもってこのときに至ったという自信を有して居りますものでございます。

およそ、商家の座右の銘とするものは勉強、薄利、信用、迅速、誠実の項目にあるといえども、世間一般の商人がこのことを口にしつつ、その実行に遺憾な点があることは全く根底に欠けるところがあるためによってであり、この根底を築こうとするには自然資金の充実を計り、且つその活用の機会を必ずとらえることである。このことは実に、商略上(商売上のかけひき)における一大要件でございます。そうすると資金の運用を円滑にし業務のきわめてすぐれた道理を味わい、危険な方向に流されず変に動じもせず、一定の軌道を直進して上得意の皆さまの御便宜を計ることは弊社の日々遵奉する(大切に守っている)根本主義です。これに随って弊社の日常かかげております薄利主義、多売主義、迅速主義の3大意義は自らはっきりと解決される次第でございます。

以上、三大主義を弊社の店規として従業員一同協力(心を合わせて協力する事)をもってこのことの実行に努め益々世間の皆さま方の御愛顧に応え出来得る限りの御便益を相計り申し上げようと存じます。なにとぞ一層の御厚顧をよろしくお願いいたします。

大正2年初夏
小林盛大堂
小林大薬房

小林製薬の歴史

1886年 小林忠兵衛と小林盛大堂創業者・小林忠兵衛が、名古屋市中区門前町に、雑貨や化粧品の店として「合名会社小林盛大堂」を創業
1894年 大正初期の製品『大効丸』『一日丸』『タムシチンキ』など10種の自家製薬品を販売
1912年 大阪市東区平野町に「合資会社小林大薬房」を設立
1919年 合名会社小林盛大堂と合資会社小林大薬房を合併し、大阪市西区京町堀に「株式会社小林大薬房」を創立
初代社長に小林吉太郎が就任
1939年 頭痛薬『ハッキリ』を発売
1940年 製剤部門を分離し、「小林製薬株式会社」を設立
大阪市東淀川区(現在の淀川区)で、十三工場の操業開始
1948年 二代社長に小林三郎が就任
1956年 小林製薬株式会社を合併し、社名を「小林製薬株式会社」に変更
大阪市東区道修町(現在の中央区道修町)に移転
1958年 三代社長に小林映子が就任
1966年 アンメルツ外用消炎鎮痛剤『アンメルツ』をテスト発売
1967年 外用消炎鎮痛剤『アンメルツ』を全国発売
1969年 ブルーレット水洗トイレ用芳香洗浄剤『ブルーレット』を発売、日用品分野に参入
1972年 米国のC.R.Bard,Inc.と業務提携し、医療器具輸入販売会社「株式会社日本メディコ」を設立、医療機器分野に参入
1975年 サワデートイレ用芳香消臭剤『サワデー』を発売、芳香消臭剤市場に本格的に参入
1976年 四代社長に小林一雅が就任
株式会社日本メディコを、C.R.Bard, Incとの合弁会社「株式会社メディコン」に変更
1983年 製造拠点として「富山小林製薬株式会社」(富山県富山市)を設立
1988年 製造拠点として「株式会社エンゼル」(愛媛県新居浜市)を子会社化
1992年 医療機器事業部 小林メディカルを設立
1993年 製造拠点として「仙台小林製薬株式会社」(宮城県黒川郡)を設立
1996年 義歯洗浄剤『タフデント』を発売
1998年 中国に合弁会社「上海小林友誼日化有限公司」を設立
米国に「KOBAYASHI Healthcare, Inc.」を設立
1999年 大阪証券取引所市場第二部に上場
栄養補助食品の通信販売事業を開始
2000年 東京証券取引所市場第一部に上場、大阪証券取引所市場第一部に指定
大阪府茨木市に中央研究所を設立
商事部門を分社化し、「株式会社コバショウ」を設立
2001年 カイロ製造販売会社「桐灰化学株式会社」(大阪市淀川区)を子会社化
英国に「KOBAYASHI Healthcare Europe, Ltd.」を設立
2002年 香港に「小林製薬(香港)有限公司」を設立
上海小林友誼日化有限公司を完全子会社化し、「上海小林日化有限公司」に変更
2003年 日立造船株式会社より健康食品事業(杜仲茶)の営業権取得
株式会社エンゼルを「愛媛小林製薬株式会社」に社名変更
2004年 五代社長に小林豊が就任
2005年 笹岡薬品株式会社より女性保健薬『命の母A』の独占販売権取得
2006年 アイルランドの医療機器製造販売会社「eVent Medical Ltd.」を子会社化
米国のカイロ製造販売会社「Heat Max, Inc.」を子会社化
2008年 株式会社コバショウの株式と、株式会社メディセオ・パルタックホールディングスの株式を株式交換
桐灰化学株式会社の製造部門を分社化し、「桐灰小林製薬株式会社」を設立
石原薬品工業株式会社より「ビスラットゴールド」の商標権取得
2009年 シンガポールに「KOBAYASHI Pharmaceutical (Singapore) Pte. Ltd.」を設立
2010年 医療機器部門を分社化し、「小林メディカル株式会社」を設立
2011年 MBO方式により、eVent Medical INC.の全株式を譲渡
マレーシアに「KOBAYASHI Healthcare (Malaysia) Sdn. Bhd.」を設立
台湾に「台湾小林薬業股份有限公司」を設立
2012年 米国のカイロ製造販売会社「Grabber, Inc.」を子会社化
インドネシアに、現地法人「PT. Kobayashi Pharmaceutical Indonesia」を設立
中国に「合肥小林日用品有限公司」を設立
小林メディカル株式会社の株式の80%を三菱商事株式会社に譲渡
2013年 医薬品・医薬部外品・化粧品の製造販売会社「六陽製薬株式会社」を子会社化
オーストラリアに「Kobayashi Healthcare Australia Pty., Ltd.」を設立
日本メディカルネクスト株式会社の全株式を三菱商事株式会社に譲渡
合肥小林薬業有限公司
六代社長に小林章浩が就任
タイに「Kobayashi Healthcare (Thailand) Co., Ltd.」を設立
化粧品の製造販売会社「ジュジュ化粧品株式会社」を子会社化
2015年 七ふく製薬株式会社から「丸薬七ふく」ブランド譲受け
株式会社メディコンとの合弁解消
2016年 グンゼ株式会社から「紅麹事業」譲受け
米国の一般用医薬品・化粧品の企画販売会社「Perfecta Products,Inc.」を子会社化