温活セルフケアの美容コラム セルフケア博士のあったかコラム

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足を温めよう

1.はじめに

足先の冷えを訴える人は意外と多く、冷えを感じる人の8割以上が足先の冷えを自覚しています。特に最近では、女性だけでなく、男性や子供で足先の冷えを訴える人が増えています。特に、足先が冷えると寒さを感じるだけでなく、足先がしびれたり、痛くなるとともに、循環が悪いことでしもやけになったり、水虫などの感染症になったり、さらには眠れないなどの症状に発展します。そのため、足先の冷えを取ることは、とても大切です。

そこで、今回は足先の冷えの原因とその対策について考えてみます。

2.足の冷えの原因

足先が冷える理由として一番多いのは、運動不足と言われています。足の筋肉、特にふくらはぎは第2の心臓と言われており、足先の血液を腎臓に戻すポンプのような役割をしています。そのため、運動不足が続くと、足先の血液循環が悪くなり、足が冷えるとともに足がむくみます。一方、筋肉は運動により熱産生することから、筋肉量が少なくなると、熱産生が低下し、冷えやすい状態になります。そのため、運動不足は循環、熱産生の両面から考えても最も大きな原因と言えます。

他方、ストレスも足が冷える大きな要因です。ストレスは交感神経が亢進した状態です。交感神経の亢進は四肢末端の血管を収縮させることが知られており、ストレスが続くと、四肢の血流が低下します。さらにその血液は身体の中心に集まることから、冷えのぼせのような状態を作り、身体の中心温度を下げようと、冷たいものを飲んだり食べたりすることで、さらに中心温度を下げてしまいます。中心温度が下がるとさらに血管が収縮して中心に血液を集めようとするため、さらに冷えが強くなるという悪循環をたどるのです。

最後に、足の冷えは内臓、特に子宮や卵巣、腸などの機能低下とも関係しています。足先の筋肉や皮膚は、内臓でいうと子宮や卵巣、腸などと支配している神経(脊髄)と同じレベルの神経が支配しています。そのため、内臓の機能が低下すると、同じ神経で支配されている皮膚や筋肉(足先の皮膚や筋肉)にも影響が現れ、足先が冷えるのです。いわゆる内臓の冷えです。

このように、足先が冷える理由は様々ですが、運動やストレスなど生活習慣が大きく関与していることは間違いありません。特に子供でも足の冷えが多い原因は、生活習慣の変化やストレスによるものであると考えられます。

3.足の冷えを解消するための方法

足の冷えを改善するためには、運動で筋肉を動かすとともに、リラックスする時間を増やすことが大切です。

運動

足を鍛える運動としては、足を肩幅に開き、息を吐きながら背伸びをしてつま先立ちを3秒ほど行います。その後息を吸いながら、3秒かけて元に戻す運動を5-10回繰り返します。この運動で、第2の心臓である腓腹筋が鍛えられます。

リラックス

足を温めて、血管を拡張させることでリラックスが促されます。特に、足は内くるぶしの上や膝の裏に大きな血管があるので、その部分を温めるとよいでしょう。また、表面積が大きいふくらはぎを直接温めることも効果的です。

4.まとめ

足の冷えの原因は運動不足やストレスです。日ごろから運動を行ことで下肢の循環を良くするとともに、下肢の筋肉量を確保するようにしましょう。

ワンポイントアドバイス

手足のケア

手足の循環を改善するために、指を揉むことは効果的です。爪の生え際あたりを心地よい程度に5秒くらい圧迫した後、3秒ほど休憩してまた5秒ほど圧迫する。このような指もみを毎日各指10回ほど行いましょう。
また、普段から1日30分程度の散歩を行うことは、全身の筋力や循環を改善するには効果的です。もし、運動が行えない場合は、手足を「グーパー」するなどの運動や、つま先立ち運動などを行うようにし、四肢の循環や筋肉の維持に努めましょう。

爪もみ

グーパー

足の指を大きく開いてパー!
次にぐっと閉じてグー!

つま先立ち

足の温め方

三陰交(さんいんこう)と呼ばれる内くるぶしから指4本分上のツボ、または、太衝(たいしょう)と呼ばれる足の第1指と2指の間にあるツボを温めることも効果的です。