暮らしを彩る香り 香りを使いこなし、
こころ安らぐ暮らしをつくりませんか?

01 暮らしや文化に根付く香り

“香り”について、
こんな記憶はありませんか?

いつもの帰り道。ふと気づいた、春を感じる香り。何の香りなのかは分からないけど、あのころの思い出がよみがえったり。コーヒーの奥深い香りで、お気に入りのカフェで感じられる癒しを楽しんだり。

日常の中で感じる“香り”には、普段意識していないような日常のシーンや季節の記憶を強く惹き寄せます。

光景や会話まで鮮明に思い出されるときもあれば、どんなシーンかは曖昧だけど、“香り”だけで強く感情を揺さぶられたり。このように、“香り”によって“記憶”がよみがえる現象を「プルースト効果」といいます。

プルースト効果とは、20世紀初頭に活躍したフランス人作家マルセル・プルースト(Valentin Louis Georges Eugène Marcel Proust)の小説「失われた時を求めて(原題:À la recherche du temps perdu)」の作中において、主人公が香りをきっかけに幼少期の記憶を鮮明によみがえらせるという描写から名づけられたと言われています。

02 毎日の生活の中の香り

五感で感じ、
五感で愉しむ“香り”

“香り”の中でも、フレグランスは、私たちの生活の中で、大切なお客様へのおもてなしや、人や部屋の雰囲気づくりなど、あらゆるシーンを彩っています。

五感で感じ、五感で愉しむ“香り”。目に見えないからこそ、イメージを膨らませ、さまざまな演出が可能である、未知の可能性を秘めているのです。

私たちの生活の中には、大きく分けて2種類の“香り”があります。

フレーバー

1つ目は、料理やお菓子など、食べものをおいしく味わうための香り(フレーバー)。食欲をそそる“香り”が空腹感とともに気持ちも満たしてくれます。

フレグランス

身の回りのものに、良いにおいをつけるための香り(フレグランス)。
香水や芳香剤のほか、洗剤・柔軟剤・入浴剤、化粧品などがあります。

魅惑的な香りで、
身にまとう人の魅力を演出したり

家事や仕事の疲れをリフレッシュしたり、
じめっとした季節の気分転換をしてくれたり

03 香りの上手な使い方

“香り”を使いこなし、
心安らぐ暮らしをつくってみませんか?

自分が好きな香りであっても、家族にとっては苦手な香りだったり、香りの強さも自分にとってはちょうどいいと感じられても、周囲の人には心地よく感じられないこともあります。香りの好みや感じ方には個人差があるので、周囲の人や環境に配慮して“香り”を使いこなし、心安らぐ暮らしをつくりませんか?

ワンランク上の上質な“香り”に
つつまれた空間づくりを

玄関

「家庭の顔」とも言える玄関。香りに強弱をつけて、ほのかに印象に残るような優しい香りで、より素敵なおもてなし空間を。

リビング

家族みんなが集まり団らんする場所は、家族の好きな、親しみのある香りがオススメ。心安らぐ、温かい空間で自然と笑顔が増えます。

トイレ

イヤなニオイが気になる場合は、ドアや換気扇の対角線上など、空気の動きがあるところに置きましょう。香りの流れをつくることがポイント。

ベッドルーム

一日の疲れを癒してくれる場所には、リラックスできる香りを。ふんわりと香らせることでより落ち着く空間に。

プライベートルーム

あなただけの空間には、あなたが好きな香りで空間を彩ってみませんか?好きな香りに包まれた、贅沢な空間をぜひ。

キッチン

油のニオイや生ごみのニオイが気になる場所ですが、同時にお食事する場所でもあります。ナチュラルで空間になじむ香りがオススメ。

04 私たちの香りづくり

よい“香り”であることと同時に、
よい性能を追求する

小林製薬の芳香消臭剤の香りづくりを、少しご紹介しましょう。

芳香消臭剤の香りづくりをはじめるときに、まず最初に私たちが考えることは、

  • どのようなお客さまが、どのような場面で使用するのか?
  • “香りを楽しむ”? “ニオイを消す”?
    どのような効果が求められているのか?
  • その香りを使うことで、どんな気持ちになってほしいのか?

など、お客さまがどのような香りを望んでいるのか、イメージを膨らませます。

では、お客さまが好きな香りだったら、それでいいのでしょうか?

私たちが研究している香りは、「よい香り」だけを表現している訳ではありません。香りの効果、香りの強さ、香りの持続性、香りの広がり方など、さまざまな面から評価しています。「よい香り」であることと同時に、「よい性能」を追求するために、日々研究を重ねているのです。

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