開発者の想い

「ナイシトール」は
健康意識の高い中年男性の
“お腹の脂肪を落としたい”
との思いにお応えする薬です。

「ナイシトール」の出発点は、
肥満は単なる体型維持だけではなく、
健康にこそ気をつけて欲しいという
想いを伝えたい、というところから。

開発担当者 荒井 哲也

開発担当者
荒井 哲也

「ナイシトール85a」の開発がスタートしたのは、メタボリックシンドロームの概念や診断基準が発表される、ちょうど1年前の2004年4月のこと。厚生労働省の国民健康・栄養調査結果や、市場調査を実施することで見えてきたことが、女性よりも男性の肥満が増加傾向で「健康」を切り口とした肥満対策がトレンドになる可能性があるということでした。

若い世代を中心に美容と痩身を気にしている為か、女性の肥満は減少傾向であったにもかかわらず、生活習慣などの変化により逆に中高年男性の肥満は増えていたのです。

そこで肥満を気にする男性への数多くの実態調査を行い、浮かび上がってきたのが、男性の健康食品や西洋薬に対する様々な声でした。そこで目をつけたのが「漢方薬」です。「漢方薬」は効果も期待でき、使用意向も高いということで、製品開発を進めました。

肥満症対策に効果のある「漢方薬」選びにもこだわりました

ダイオウ カンゾウ マオウ トウキ シャクヤク

実はそこからが大変でした。「お腹の脂肪に働きかける漢方」にターゲットをあわせて、日本で医薬品として定められている漢方製剤200種類以上の文献やデータをチェック。
「防風通聖散」「防已黄耆湯」「大柴胡湯」の3つの候補に絞込み、日本人の体質に合い、お腹の脂肪向きの処方であることから、最終的に「防風通聖散」を選択しました。
これはダイオウやカンゾウ、マオウ、トウキ、シャクヤクなど18種類の生薬を配合した漢方製剤で、体内に溜まった老廃物を尿や便、汗とともに排出し、脂肪の分解・燃焼を促進するとされているものです。

効果にこだわり、生薬1つ1つの働きまで研究されたのが、
小林製薬の「ナイシトール」です

ナイシトール

漢方薬を錠剤に仕上げた「ナイシトール」は、多くの方々の支持を受け、開発責任者として大変うれしく感じていました。
そこで、さらに効果の高いものに進化させようと、まずは、それぞれの生薬の働きの確認作業にとりかかりました。
「防風通聖散」に使われる18種類の生薬の中からひとつひとつ有用な成分を突き止めるのは、非常に大変でこの作業に数年を費やしましたが、ついに突き止めたのが「サンシシ」「ダイオウ」「カンゾウ」など6種類の生薬です。それらを含んだ薬剤で研究実験を繰り返しました。

生薬量最大の28,000mg処方を用いた
「濃縮エキスのナイシトールZa」

ナイシトールZa

日本薬局方で記載されている防風通聖散には構成生薬量が異なる6つの処方があり、「ナイシトールZa」はその中でも生薬量最大:28,000mgの処方を採用し、製品化。ただ、エキスを多くしてしまうと飲みにくくなる懸念もあったため、5,000mgの濃縮エキスにこだわりました。

これが従来品から進化した「ナイシトールZa」の改良です。これまでの蓄積が活かされ、本当に嬉しかったですね。

ナイシトールZa

「ナイシトール」の効果を
ぜひ実感してください

ナイシトールZa

漢方薬はまだまだ解明されていない部分が多いのですが、よく分かっていないことを少しずつでも解明し、製品作りに役立てて、より実感のあるものを開発してお届けしたいですね。
「ナイシトール」は溜まったお腹の脂肪を落とす漢方薬。「便の回数が増えた」「便の量が増えた」などのカラダの変化となって現れます。それは「漢方薬」がお腹の内側からじっくり効いている証拠です。お腹に溜まりすぎた脂肪の対策は、ご自分のためのリスクマネジメントです。忙しい働き盛りだからこそ、生活習慣全般に気を配ることが大切だと思います。「ナイシトール」が少しでも、そのサポートができれば、開発者として大変うれしく思います。
より進化した「ナイシトールZa」の効果もぜひ実感していただきたいですね。

ナイシトールに関する情報