脂肪が付きやすくなるしくみ

「20歳ぐらいまでは何を食べても太らなかったのに、最近は同じように食べるとすぐに太る」そんな経験はありませんか。それは基礎代謝が低下して基本的な消費エネルギー量が減り、余ったエネルギーが脂肪となって蓄えられるからです。基礎代謝の低下は40代から50代にかけて早まりますから注意が必要です。

基礎代謝って何?

1日で消費するエネルギー量の中で約60%が基礎代謝量!

基礎代謝とは、人が安静状態で1日に消費するエネルギー量のこと。つまり、人が生きていくために必要な最低限のエネルギー量で、40代の女性(標準体重53kg)なら1,150kcal程度です。
このほか家事や仕事をしたり、食事をしたりすることでもエネルギーを消費しますが、それらをすべて合わせた1日の消費エネルギーのうち、基礎代謝は約60%を占めています。

  • ※厚生労働省「日本人の食事摂取基準」2010年版より

基礎代謝と年齢の関係は?

基礎代謝量の年齢変化

さて、この基礎代謝、実は年齢が上がると次第に低下していきます。人の体は骨や筋肉、血管、内臓などでできていますが、このうち安静時にもっともエネルギーを消費するのが筋肉です。つまり、筋肉が多くなるほど基礎代謝は高くなります。けれど、成長期を過ぎれば筋肉は年齢とともに減っていきます。

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