マッサージやストレッチをしても、
若い頃に比べてむくみがなかなか治らず、
「下半身が太って見えてしまう」、
「体重がさらに増加してしまう」などと、
悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。
女性ホルモンには、水分を体に溜めさせる“エストロゲン”と水分を体外に排出促進する“プロゲステロン”の2種類があります。
30歳ごろから水分排出促進ホルモン(プロゲステロン)が減り始め、女性ホルモンのバランスが崩れてしまうため、むくみやすくなります。
生理周期の中でも、女性ホルモンの分泌量は変動します。特に、生理前に急激にエストロゲンとプロゲステロンが減少しバランスが崩れることで、むくみやすくなります。
体中を巡っているリンパ管は、不要な水分や脂肪酸(脂肪のもと)などの老廃物を回収する働きがあります。30歳以降、特に女性は年齢とともにリンパ管機能(リンパ圧)が低下するため、脂肪酸(脂肪のもと)がリンパ管へ流入されにくくなり、むくみやすくなります。
むくむとリンパ管から脂肪酸(脂肪のもと)があふれます。脂肪酸は脂肪細胞を肥大化させ、皮下脂肪が増加していきます。
ヘルスケア事業部 医薬品カテゴリー
漢方・生薬研究開発G 山口 朋子
小林製薬では、年齢の変化と太り方の変化の研究を進めてきました。
研究の中で発見した「30歳からむくみやすくなる」ところに着目し、水分代謝と脂質代謝の両方を高めてむくみ脂肪を落とす「ビスラットアクリアEX」を開発しました。
今後も女性の体型の悩みを少しでも減らせるように研究を進めてまいります。