家庭用品事業

あったらいいなをカタチにする

家庭用品事業が平均約13ヶ月(医薬品を除く)でひとつの新製品を生み出すスピードは業界内外から定評があります。このスピード開発体制は「研究・開発」「品質保証」「試作・生産準備」「販売企画」を同時に行う独自の「コンカレント開発」により支えられています。

また、同事業の新製品は今まで市場になかったものが多いため、卓越したマーケティング力が必要とされます。常に「わかりやすさを徹底的に追求する」を最優先し、いたずらにイメージや洗練されている事を追及するのではなく、見ただけ・聞いただけで何に使う製品なのか、どんな製品なのかがお客さまにわかるように心掛けています。

製品企画開発力
製品企画開発力

1982年から始まった社員提案制度や新製品アイデア会議により集められ何段階かのステップを経てブラッシュアップされたアイデアを、我々が求めているニッチ市場を創造する(※)ものかどうか調査(以下コンセプト調査)した後、製品化することが製造販売事業の一番の強みです。市場が有ると判断した場合は、アイデアが具現化するかどうか目処が立たない状況でも開発を進め、例え実現できなかったとしてもそこで培った経験や技術を次のステップに繋げる社内風土・体制を整えており、製品製作においては社内外の優れた材料や原料とアイデアを結び付け、独自性・創造性のある製品を生み出すことを得意としています。

例えば、『熱さまシート』。「貼るタイプの冷却シート」とアイデア提案され、コンセプト調査により「熱が出た時、額に貼ってもずれ落ちない濡れタオルが欲しい」「冷凍庫で冷やす氷枕は硬い。凍るまでに時間がかかる。すぐに使えてやわらかい冷却剤が欲しい」など市場性が高いことがわかりました。粘着性・持続性・使用感を調べながら、40〜50の処方を検討した結果、社外の方からご提案いただいた「継続的に冷却するジェル」をアイデアと結び付け、「不織布の上に塗り込む冷却ジェルシート」を開発する事になりました。「人の皮膚に貼るジェルは、水分が少ないと額に貼り付く粘着力が落ち、多いと冷たさは続くがジェルが垂れ」「人は、皮膚の温度が2度下がれば冷たいと感じるため、水分量を調節しながら皮膚温度を持続的に3度下げる」など試験と試作を何度も繰り返した結果、粘着性、冷却の持続性、使用感の高いジェルシート『熱さまシート』が誕生しました。

※ 「ニッチ市場を創造する」とは、製造販売事業のコンセプトである「他社が参入していない市場を自らが創造し最終的には一大市場を形成する担い手となる」ことを指します。

生産力

製造事業は、高品質で安価な製品を、安定して市場に供給するという役割を担っています。小林製薬の製品は独自性が強い技術を使用しております。そのため、新しい製品形態を取る場合が多く、機能性の優れた製品設計は非常に重要です。常に新素材や機能に対する感度を最大限に高めお客さまの立場で使いやすいパッケージデザインを心掛けています。安定した高品質を維持し、売れ行きに合わせた生産体制を整えることにも重視しており、原材料の検査・生産現場での品質点検体制を強化しています。また、生産活動においては環境への負荷低減を心がけております。

※環境に配慮した製品を通じてお客さまと深く関わり合い、社会に貢献しています。
※小林製薬の環境に対する取り組みをコチラ(環境の取り組み)でご覧いただけます。

マーケティング力

マーケティング力は、小林製薬の強みの一つでもあります。消費者が今まで気が付かず市場にない製品を社会へ提案していくため、ネーミング・広告・店頭での販促に至るまで、徹底的に「わかりやすさ」を追求した独自の訴求戦略を採用しています。それは、製品の使用シーンを含めた提案を行い、消費者ニーズと市場を引き出すという「プル型戦略」です。

例えば『熱さまシート』『のどぬ〜る』『トイレその後に』など、消費者が名前を呼んだだけで、使用方法とその効果がわかるよう配慮されています。もちろん、テレビコマーシャル(※)などの広告表現にもこうした考えは絶えず貫かれ、製品コンセプトや使用方法を正しくわかりやすく伝えるための表現、そして製品名が消費者の印象に残るように配慮されています。

※ テレビコマーシャルをコチラ(CM情報)でご覧いただけます。

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