ちくのう症(蓄膿症)・
副鼻腔炎とは?

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎は、副鼻腔に膿(うみ)がたまることが原因で、鼻がつまったり、嫌なニオイがしたりといった不快な症状が起こる病気です。
風邪・花粉・ストレスや、カビなどの菌が原因により、鼻の入り口の鼻腔が炎症しその症状が長引くと、鼻の奥の副鼻腔に炎症が起こります。 さらに、副鼻腔の炎症が長引くと炎症部分に膿(うみ)が発生。この状態がいわゆる ちくのう症(蓄膿症)と呼ばれます。

副鼻腔の場所・構造

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎とは?

ちくのう症(蓄膿症)を知るポイント

ちくのう症(蓄膿症)を知るポイント
  • 慢性の副鼻腔炎の中でも、特に膿(うみ)のたまるものを「ちくのう症(蓄膿症)」と呼びます。
  • ちくのう症(蓄膿症)は男性だけでなく、女性でも子供でも発症します。
  • ちくのう症(蓄膿症)には「急性」と「慢性」があります。
  • 風邪の症状が長引くとちくのう症(蓄膿症)を発症する場合があります。

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎の主な症状

01. 鼻がつまって息苦しい

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎で鼻が詰まっている男性

副鼻腔の炎症が長引き、粘膜の腫れが続いて慢性化すると、鼻茸(はなたけ)がみられ、
鼻腔をふさいでひどい鼻づまりになります。

02. 鼻をかんでもかみきれない

鼻をかむちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎の女性

膿(うみ)がたまってくると、副鼻腔内の粘膜が腫れ、鼻腔へ通じる小さな穴がふさがってきます。
そうすると、強い鼻づまりを感じることもあります。

03. ドロっとした黄色い鼻水

鼻水が出るちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎の男性

風邪やアレルギー性鼻炎の鼻水は、透明でサラサラしていますが、炎症が副鼻腔にまで及んで、ちくのう症(蓄膿症)になると、粘度のある黄色の鼻汁に変わります。 さらに症状がすすむと緑色の鼻水になることも。

04. 頭痛・頭重を感じる

頭痛に悩むちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎の男性

頭がもやもやして、集中できない、ボーッとして思考力が落ちるといった声や疲れやすいという悩みも聞かれます。こういった症状から、勉強や仕事など、日常生活に支障が出ることもあるようです。

05. 鼻汁がノドの方に
垂れてネバネバする

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎では、鼻汁がノドの方に垂れて、ネバネバするという症状も特徴的で、この症状は「後鼻漏(こうびろう)」と言われます。気持ち悪いのはもちろん、声が上手に出せなかったり、咳が出て夜眠れないといった方もいます。

06. 顔面が痛い、歯や目、
鼻の周りが痛い

歯が痛むちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎の男性

一見、鼻とは関係なさそうな症状ですが、頭が重だるい、歯や目、鼻の周りが痛いといった症状もちくのう症(蓄膿症)が原因のことも。これは、副鼻腔内に膿(うみ)がたまり、顔を圧迫することで起こります。人によっては虫歯ではないのに歯が痛くなる場合もあります。

07. 自分が嫌な臭いを感じる

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎になると、鼻汁が臭う場合もあります。
そのため自分が臭いと感じたり、なかには口臭が気になるという方も。

08. 食べ物のニオイがわからない、
味がしない

食べ物のニオイがわからないちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎の女性

鼻がつまることによって、臭覚が落ち食べ物のニオイが分からない、
さらには味がしないといったことも感じることがあります。

ちくのう症(蓄膿症)・
副鼻腔炎の症状レベル

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎は大きく4つの症状レベルに分けることができます。

症状レベル1:鼻炎・鼻づまりの症状

鼻炎・鼻づまり

風邪・花粉・カビなどが原因で、鼻の粘膜が炎症を起こし、鼻がつまり、鼻水がでるなどの鼻炎の諸症状が発生します。

症状レベル2:菌の繁殖

副鼻腔の炎症

副鼻腔の換気が悪くなり、菌が繁殖します。

症状レベル3:副鼻腔の炎症

副鼻腔に膿が発生

菌の繁殖が原因で、副鼻腔が炎症します。

症状レベル4:副鼻腔に膿が発生

さらに悪化すると、副鼻腔の炎症部分に膿(うみ)が発生。
透明な鼻水から、ドロッとした黄色の鼻水に変わります。
鼻水が増えてきて、鼻水が鼻の奥から喉(のど)に落ちていく「後鼻漏」の症状がでることがあります。

この状態が、長引くと・・・

症状レベル5:膿がたまり
ちくのう症(蓄膿症)に

副鼻腔の中に膿(うみ)がたまることで、鼻の周りや顔面が痛くなったり、頭痛などの症状が強くなります。

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口臭の原因は
ちくのう症(蓄膿症)かも

意外かもしれませんが、ちくのう症(蓄膿症)も口臭の原因となります。なぜ鼻の病気のちくのう症(蓄膿症)が口臭の原因になるかご存じですか?

ちくのう症(蓄膿症)からなぜ口臭が?

臭いが気になるちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎の男性

副鼻腔に溜まった膿はやがて悪臭を放ち、それが吐息と混ざって呼吸時に放出されるため、口臭となって臭います。
そのニオイは独特で、魚や生ゴミなどの生臭いニオイに近いと言われています。そんなニオイが自分の鼻の中から絶えず臭うなんて・・・想像できますか?
また鼻の中に膿がたまっている為、鼻で呼吸をしても悪臭が放たれています。
また、口呼吸が多くなることで、口の中が乾燥すると雑菌が繁殖しやすくなるため、
膿のニオイと一緒になってますます口臭がひどくなったり、虫歯や歯周病にまで発展する可能性もあります。

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎の症状
後鼻漏(こうびろう)とは

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などで、鼻水が増えてくると、水様性あるいは粘性の鼻水が、鼻の奥から喉(のど)に落ちていくことがあります。この症状を、「後鼻漏」と呼びます。
痰として吐き出されたり、咳が出たりするため、風邪が長引いていると間違われることがありますが、ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎の可能性もあるので、早めに病院の診察を受けましょう。

【アンケート】
ちくのう症(蓄膿症)・
副鼻腔炎を自覚した方が感じた症状は?

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎を自覚した方が感じた症状は?の答え
⼩林製薬調べ:WEB調査
2019年3⽉ 20ー69歳 男⼥ 20,000⼈
※最近1年以内に、蓄膿症・副鼻腔炎の自覚があった回答者(1298人)

ちくのう症(蓄膿症)・
副鼻腔炎
経験者の割合

20~60代男女のうち約1,093万人が経験あり※1

20〜60代の約14.0%もの⼈が、今まで、ちくのう症(蓄膿症)・副⿐腔炎にかかった経験があります!また、1年以内にちくのう症(蓄膿症)・副⿐腔炎だと感じた⼈は、6.5%も!(※1)
単なる⿐づまりと思っているあなたも、もしかするとちくのう症(蓄膿症)・副⿐腔炎かもしれません。

※1 ⼩林製薬調べ:WEB調査 2019年3⽉ 20ー69歳 男⼥ 20,000⼈

推計⼈⼝ 20代〜60代男⼥
7,809万⼈

ちくのう症(蓄膿症)・
副⿐腔炎経験あり
1,093万⼈(約14.0%)

最近1年以内にちくのう症(蓄膿症)・
副⿐腔炎を感じたことあり
507万⼈(約6.5%)

⼩林製薬調べ:WEB調査 2019年3⽉ 20ー69歳 男⼥ 20,000⼈
※令和1年8⽉1⽇現在 ⼈⼝統計20〜69才男⼥ 7,809万⼈

ちくのう症(蓄膿症)・
副鼻腔炎の年齢・性別データ

年代ごとの出現率

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎の年代別出現率
⼩林製薬調べ:WEB調査
2019年3⽉ 20ー69歳 男⼥ 20,000⼈
ちくのう症(蓄膿症)・副⿐腔炎の出現率を年代ごとで⾒ると、年配の⽅だけでなく、
20代・30代の⽅も多く罹患されていることがわかります。

性別ごとの出現率

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎の性別ごとの出現率
⼩林製薬調べ:WEB調査
2019年3⽉ 20ー69歳 男⼥ 20,000⼈
ちくのう症(蓄膿症)・副⿐腔炎の出現率に、性別ごとの違いはほぼありません。
男性だけではなく⼥性もかかる病気です。

ちくのう症(蓄膿症)・
副鼻腔炎の体験談

ちくのう症(蓄膿症)・副鼻腔炎になるまでの経緯をご紹介します。心当たりはありませんか?

抗生物質を何ヶ月か飲んで、やめて風邪を引くとまた症状が再発。
会議やプレゼンの度に困っています。
Aさん・社会人

学生時代は通院していましたが、社会人になってからなかなか時間がとれず、毎年冬になると再発してしまいます。
会議中に鼻水が出たり頭痛がして、仕事に集中できません。また、鼻水がたまることで声が出にくくなり、プレゼンで内容を上手に伝えることができず困っています。

風邪による鼻づまりがなかなか治らず、眠りが浅くなり不眠に。
実はちくのう症(蓄膿症)でした。
Bさん・大学生

最初は風邪が長引いているだけだと思っていたのですが……。私の症状は、あまり鼻水は出ないんです。昼間は大丈夫ですが、夜寝ると鼻がつまって息ができなくなります。
寝る時にノドにドロッとしたものがあって飲み込めず、それが気になって安眠できないまでになり病院へ行くと、鼻炎が悪化して、ちくのう症(蓄膿症)になっていると診断されました。

自分の息が嫌な臭いをしている気がして、
電車やバスに乗るのが恥ずかしい。
Cさん・主婦

花粉症の季節になると、鼻づまりがヒドクなってちくのう症(蓄膿症)ぎみに。
ふと膿(うみ)のニオイがして、息が嫌な臭いをしている気がして電車やバスなど人と密着する空間には行きたくありません。

耳が痛いと感じて耳鼻科に、歯が痛くて歯医者に行ったら、
ちくのう症(蓄膿症)でした。
Dさん・自営業

耳が痛くなって、鼻をかみすぎて中耳炎になったと思ったんです。なので耳鼻科に行ったら、「これは中耳炎じゃなくて、ちくのう症(蓄膿症)」だと。
歯も痛かったので、歯医者にも行ったんです。歯医者でレントゲンを撮ったら、ちくのう症(蓄膿症)(の膿のせい)でぜんぜん写らなくて。「歯が痛いのは、ちくのう症(蓄膿症)だからですね」って言われて。ちょっと恥をかいてしまって。

  • 年中鼻がつまって、集中できない
  • 臭いが気になり人と話したくない
  • 寝苦しくて夜中に目が覚める
  • 頭痛で1日やる気が出ない
  • 味がわからないので何を食べてもおいしくない