はやく治したい、つらい肌トラブルに
はやく治したい、つらい肌トラブルに
化粧品や花粉などが皮ふに触れると、皮ふが刺激として認識します。その刺激によって皮ふに存在する免疫細胞がヒスタミンを分泌し、そのヒスタミンが知覚神経に作用することでかゆみが起こり、毛細血管に作用することで赤みが起こります（接触性皮ふ炎）。
顔のかゆみやかぶれの原因は人によって様々ですが、大きくは次の2つに分けられます。
花粉、化粧品、乾燥など、顔のかゆみ・かぶれ等を引き起こす要因は年間を通して絶えることはありません。
春先になると肌荒れがおきる、湿疹や吹き出物等が出来るという方は、花粉が原因かもしれません。花粉に対するアレルギー反応で、肌のバリア機能が低下して顔のかゆみ、かぶれ等が起こります。
汗をかいたあとに赤くなったりかゆみが出たら、実は「あせも」ではなく、汗による肌荒れの可能性もあります。汗に含まれる塩分やアンモニア分が、弱ったお肌を刺激して起こります。
秋は乾燥しやすく、夏に紫外線でバリア機能が低下している肌に追い打ちをかけるように肌にダメージを与えてしまうため、ちょっとの刺激がかゆみの原因になってしまいます。
乾燥がひどくなると、肌の水分が奪われカサカサになり、肌のバリア機能が低下し、かゆみやかぶれが起こりやすくなります。
夏から秋、冬から春にかけての季節の変わり目はバリア機能が低下するので特に症状が出やすい時期です。この時期に、かゆみやかぶれなどの症状が出たり、肌が不安定で敏感になってしまうお肌のことを一般的に「ゆらぎ肌」と言います。
季節の変わり目や1年中かゆみに悩まされている人も多いようですね。かゆみやかぶれは特に気温の変化が大きい時期に感じることも多く、注意が必要です。
つらいかゆみ・赤みに、今すぐできる対処法をご紹介。症状によって、皮膚科を受診するか、市販の薬を活用してケアしましょう。
対処法 01. 患部を冷やす
かゆくて赤みのある部分は炎症が起きています。冷たいタオルなどで肌を冷やしましょう。冷やすことでかゆみの知覚神経の興奮を鎮めることができ、かゆみの緩和につながります。
対処法 02. 洗顔や入浴はぬるめを意識
熱いお湯で洗顔・入浴すると、汚れだけでなく外部刺激から肌を守る皮脂膜まで取り除かれてしまいます。肌のバリア機能が低下し、かゆみを感じやすい状態に。洗顔の際は肌を刺激しないようによく泡立てた洗顔料でやさしく洗い、人肌程度のぬるま湯で洗い流しましょう。
対処法 03. ていねいに保湿する
乾燥は肌のバリア機能低下の原因です。毎日きちんと保湿ケアをすることで肌の生まれ変わりをサポートします。特に洗顔・入浴後は水分が蒸散しやすいので、すぐに化粧水や乳液、クリームで保湿しましょう。スキンケアだけでなく、加湿器を使ってお部屋を潤すことも効果的です。
くり返したくないかゆみ・赤み。普段からの心がけで予防し、健康な肌をキープしましょう。
予防法 01. 紫外線予防
春になると紫外線量が一気に増えるので、紫外線をできるだけ浴びないように日傘をさすなどして工夫しましょう。日差しが少なくても紫外線対策は必要です。日焼け止めは刺激が少ないものを選びましょう。
予防法 02. 十分な睡眠
寝入ってから約3時間の間に、肌のターンオーバーを促す成長ホルモンが分泌されると言われています。寝つきをよくするために軽いストレッチやホットミルクを飲んでリラックスしましょう。
予防法 03. 刺激の強い食品は避ける
香辛料やアルコール、カフェインなどの刺激物の過剰摂取は、血管が広がり血流が良くなったり、皮脂分泌が盛んになったり、肌のかゆみにつながることがあります。影響は個人差がありますが、適度な量を心がけましょう。日頃から、栄養バランスのとれた食事を意識することが大切です。
こうしたかゆみ・かぶれをおこさないためには、なるべく保湿することを心がけたり、充分な食事や睡眠を取ることで、ストレスを溜めないことが大切です。それでもかゆみが起きて深刻な場合は一度お医者さんに診てもらうことをおすすめします。
気になる顔のかゆみを早く治したいけれど、目のまわりなどを市販の皮ふ薬で対処して良いのか分からず、不安に思いながら使用している人も多いようです。
キュアレアなら肌に優しいので、目のまわりにも使うことができます。
