手指の病気について

痛みの症状が多い手指の病気ですが、実は種類があります。
あてはまるものがあるかどうかチェックし、
手指の症状がひどくなる前に医療機関を受診することをお勧めします。

腱鞘炎

腱鞘に炎症が起きた状態の総称です。
炎症部位に痛みや腫れが起こったり、動かしにくくなったりします。手の酷使による機械的刺激をはじめ、リウマチや細菌感染などで起こるといわれています。

ばね指(イメージ)

ばね指

腱鞘炎の一つです。親指または中指の第三関節の掌側に、痛みや腫れ、圧痛がみられます。
症状のある指を屈伸させると、ばねのように動きます。

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ドケルバン病(イメージ)

ドケルバン病
(狭窄性腱鞘炎)(きょうさくせいけんしょうえん) (狭窄性腱鞘炎)(きょうさくせいけんしょうえん)

手を曲げ伸ばしたり押さえたりすると手首の関節の親指側に痛みが生じます。また、腫れもみられます。

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結節

指が変形し、痛みや腫れが生じます。指にこわばりを感じることもあるため、リウマチと思われる方も多いようですが、リウマチとは異なる病気です。

へバーデン結節(へベルデン結節)(イメージ)

へバーデン結節(へベルデン結節)

指の第一関節に生じる変形性関節症です。初期には関節が痛み、その後、変形、またこぶのような腫れが起こります。

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ブシャール結節(イメージ)

ブシャール結節

指の第二関節に生じる変形性関節症です。症状としてはへバーデン結節と同じで、関節の痛み、変形、こぶのような腫れが起こります。

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手根管の痛み

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)(イメージ)

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)

なにかしらの原因により手首のつけ根にある「手根管」という管の中が圧迫され、そこを通っている正中神経が傷つくことで親指や人差し指、中指にしびれ感やピリピリ感、痛みが生じます。痛みは夜中や明け方に強くなる場合もあります。

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