おなかのハリが気になる方に ガスピタン
手軽にできる
お腹の張りのセルフケア
食物繊維はお通じをよくしてくれることで知られていますが、一方で摂りすぎには注意が必要です。 食物繊維には海藻類、麦類、こんにゃくなどに多く含まれる水溶性と、豆類、穀類、きのこ類などに多く含まれる不溶性があります。後者の不溶性食物繊維には便のかさを増やす効果があり、摂りすぎることで腸内の便の量が増え、おなかを圧迫してしまうこともあるため摂りすぎに注意しましょう。
ヨーグルトに腸内環境を整える善玉菌が多く含まれていることは広く知られています。毎日の食事に取り入れることで、腸の動きが活発になり、ガスの滞留を防ぐ効果が期待できます。
水分補給は腸の動きを促進し、便秘を予防します。1日に1.5〜2リットルの水分摂取を心がけましょう。カフェインの多い飲み物や炭酸飲料は控えめにし、水や白湯を飲用するのが望ましいです。
急いで食べると、空気も一緒に飲み込んでしまい、腸内にガスがたまりやすくなります。早食いを控えてゆっくり食事を楽しむことで、消化を助け、ガスの発生を抑えることができます。
仕事中、あまり出歩かずデスクワークの多い人は要注意!ぜん動運動が弱くなりガスが溜まりやすくなってしまいます。こまめに休憩をとって立ち上がるようにしましょう。
お腹のハリには手軽にできる「ガス抜きのポーズ」がオススメ!
仰向けに寝転がり、膝を抱えて上体を起こしながら胸に引き寄せます。息を吐きながら、ぐっと足を下腹に押し付ける動きを数回繰り返しましょう。
間使(かんし)と呼ばれるツボも有効とされています。
手首から指5本分のところに2本の筋がありますが、その間に間使があります。両腕をゆっくり押しながらもみましょう。
入浴中や入浴後に、お腹を温めながらマッサージするのも効果的です。おへその周りを手のひらで時計回りにやさしくマッサージします。一か所ではなくまんべんなくお腹に刺激を与えましょう。
ウォーキングや軽いジョギングなど、有酸素運動を日常的におこなうことで、腸の動きが活性化されます。階段を使うなど、日常生活の中で体を動かす機会を増やすのもいいですね。
喫煙が体の不調につながってしまうことも…。禁煙や減煙を心がけたいですね。リラックスするために喫煙が欠かせなくなっている方は注意しましょう。
睡眠時間を確保し、毎日決まった時間に起きることもお腹の健康のためには大切です。規則正しい生活を意識しましょう。
ストレスは腸の動きを乱す大きな要因です。ストレス解消法を見つけるとともに、意識的にリラックスタイムを日常生活の中に設けたいですね。