大腸のぜん動運動が低下し、内容物をスムーズに送り出すことができなくなっています。大腸の緊張低下や運動不足などによって起こります。
このタイプの便秘では、お腹が張る、食欲の低下、便意をあまり感じないなどの症状も起こります。
便意を我慢することが多いと、直腸の神経が鈍くなってしまいます。直腸性便秘は、便が直腸まで送りだされているのに便意が生じなくて起こる便秘です。直腸内に大量に便がたまって水分が吸収されるので、硬くなった便が蓋をした状態になってしまいます。
大腸が緊張してけいれん性に収縮し、内容物の通過と排便に障害が起こっています。 比較的、若年層に多く、腹痛がともなう場合があります。 ストレスにより自律神経が乱れて、大腸が過敏になって起こる場合が多いようです。
すみやかにかかりつけの医師へご相談ください。