歯肉炎を放置しておくと、歯茎の内部にまで炎症が広がり、歯と歯茎のつなぎ目や、歯を支えている骨など、歯の周りの組織(歯周組織)が破壊されます。歯がグラグラしたり、歯と歯茎の間にできた深い溝(歯周ポケット)から血や膿が出るようになります。これが歯槽膿漏(歯周炎)です。歯槽膿漏(歯周炎)になってしまうと、歯肉炎のように完全に健康な状態に戻ることはほとんどありません。
歯を支えている骨は破壊され、歯は抜けてしまいます。
歯肉炎や歯槽膿漏の原因菌は口の中に存在する口腔常在菌です。口腔常在菌は500種類以上とも言われています。歯垢は単なる食べカスではなく菌の塊で1mgの歯垢には1億個もの菌がいると言われています。歯周ポケットなどで増殖しやすく、強い毒素を出すことで歯槽膿漏の症状を悪化させています。
提供元:大阪大学
予防歯科学教室 歯肉縁下プラーク(歯垢)の電子顕微鏡画像
口腔内に存在する菌の中でも特に歯槽膿漏に関連の深い3種類の原因菌が知られています。この3種類の原因菌は歯周ポケットなどにとどまるだけでなく、歯茎細胞の内部にまで侵入し、奥で増殖します。増殖すると強い毒素を発生させ、歯茎組織を破壊することで症状がさらに悪化してしまいます。
歯茎(歯肉)に炎症が起こり、赤く腫れた状態。
天然由来成分を配合して歯槽膿漏をトータルケア。
デイリーケアからスペシャルケアまで幅広いライナップで
歯槽膿漏対策をサポートします。
販売名(左から):生葉d、生葉Hc、生葉Ma、生葉Sa、生葉EXa