いぼ痔ってどうしてなるの?
普段の生活の中で、肛門に負担がかかることによりいぼ痔になりやすくなります。
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- 便秘・下痢
- 便秘の時は、排便時にいきみがちです。いきむと、肛門付近の静脈叢に圧力がかかり、いぼ痔になりやすくなります。便が硬くても、下痢であっても、排便時には肛門に圧力がかかりやすいです。
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- 妊娠・出産
- 妊娠、出産をきっかけにいぼ痔になる人も多いのです。妊娠中は、ホルモンバランスの変化で便秘になりやすく、また、子宮が肥大して腹部を圧迫するため直腸周辺の血管が圧迫されます。出産時にいきむことでも、いぼ痔の原因になりやすいと言われています。
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- 冷え性
- 冬は気温の低さ、夏は冷房の効き過ぎなどから「冷え」を感じて血流が悪くなることがあります。また、女性はホルモンバランスの乱れによって「冷え」を起こす方が多くいます。体が冷えてしまうと肛門周辺の血流が悪くなり、いぼ痔を発症・悪化させる原因になると言われています。
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- 長時間座りっぱなし
- 座ったまま長時間過ごすと、肛門付近の血管が圧迫された状態が続きます。つまり、デスクワークや長距離運転などを続けると、いぼ痔になりやすくなります。座ったまま腹部に力を入れる楽器の演奏者などもなりやすいと言われています。
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- 香辛料の過剰摂取
- 香辛料を過剰に摂取することによって消化が追いつかなくなると、腸の粘膜を刺激することもあります。香辛料やアルコールの過剰摂取により、胃腸が刺激されると下痢などになりやすく、いぼ痔の原因になりやすいと言われています。