いぼ痔の原因と対処法いぼ痔の対処法

人にはなかなか聞けない…
ちゃんと知ってる?
いぼ痔のこと。

いぼ痔になったら、
どんな対処をしたらよいのでしょう。
ここではセルフケアの方法をご紹介します。

自分でできる対処法

  • POINT1

    おしりに負担をかけない排泄を
    排便時に無理にいきむと、おしりに負担がかかり、うっ血を起こしやすくなります。無理に出そうとせず、出ないときは早く切りあげ、便意を催したときに短時間で排便するようにしましょう。
  • POINT2

    肛門を温める
    入浴時には、湯船にゆっくりと浸かっておしりを温めるようにしましょう。おしりを温めることで、うっ血が改善されいぼ痔の症状を和らげることもできると言われています。
  • POINT3

    便秘や下痢にならないような生活を
    便秘や下痢が続いていると、排泄の度に腸や肛門に負担がかかり、いぼ痔を繰り返す原因になります。まずは、便秘や下痢にならないように、そして、食事や運動、睡眠時間などの生活習慣を見直して、便通をよくする工夫をしましょう。
  • POINT4

    いぼ痔を無理に押し込まない
    肛門から何か出ている場合、排便でいきんだときなどに、内痔核が脱出した可能性があります。肛門周辺を清潔にした後、突出した部分をやさしく押し込んでもいいでしょう。ただし痛みがある場合は無理に押し込んではいけません。
  • POINT5

    市販薬で症状を改善する
    いぼ痔の症状を和らげる市販薬もあるので、上手に利用することをおすすめします。患部に直接注入する座薬や軟膏などの外用薬のほか、体の中からいぼ痔に直接作用して、症状を抑えたり改善したりする内服薬もあります。

宮崎道彦先生

宮崎道彦先生

医療法人道仁会 道仁病院 病院長
1990年関西医科大学を卒業。大阪大学消化器外科(旧第二外科)、洛和会音羽病院 大腸肛門科 副部長、国立病院機構大阪医療センター 外科(大腸肛門疾患担当)などを経て、2008年医療法人道仁会道仁病院の病院長に就任。「大腸肛門病センター」を掲げ、地域に密着した厚いサポートと専門性の高い医療を提供している。『肛門疾患(痔核・痔瘻・裂肛・直腸脱)診療ガイドライン』の執筆にも携わる肛門疾患のスペシャリスト。
日本大腸肛門病学会専門医・指導医、日本外科学会専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化管学会専門医、麻酔標榜医

※弊社から宮崎先生に依頼をし、監修頂いた内容を掲載しています。

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