社長挨拶
信頼を回復し、その先の未来へ
“これがないと困る”新しい価値の創造
小林製薬の原点は、独自のアイデアで人々の暮らしに寄り添い、新しい生活習慣を創り出すことにあります。その根底にあるのは、何よりも揺るぎない「品質と安全を第一に考えたモノづくり」です。私たちは今、再発防止を徹底するためにもこの原点に改めて立ち返り、開発から製造、販売に至るすべてのプロセスにおいて、お客様の安全を何よりも優先し、守り抜くための仕組みと体制をより強固なものへと刷新すべく取り組みを推し進めています。
私たちの使命は、「絶えざる創造と革新によって新しいものを求め続け、人と社会に素晴らしい「快」を提供すること」です。これまでの“あったらいいな”をカタチにする創造性を磨き上げるとともに、「確かな品質」をより一層追求し、お客様に“これがないと困る”と心から信頼していただける製品・サービスを創造してまいります。
中長期的な企業成長に向けて掲げた「2035年ビジョン」は、私たちの新たな挑戦の指針です。お客様の満足を徹底的に追求した製品を日本、そしてグローバルへと展開し、新しい生活習慣の創造をリードする企業を目指します。その実現に向けて、現在は中期経営計画のテーマである「未来につながる土台を築く」重要な期間と位置づけています。私たちは、自らの強みが発揮され、社会に大きな価値を提供できる事業へリソースを集中させる「選択と集中」を実践してまいります。最適なリソース配分による品質・開発力の向上を通じて、お客様との信頼をより深く磨き上げ、持続的な企業成長を実現する「力」を確かなものにしてまいります。
企業が持続的に発展していくための鍵は、組織を動かす「人」にあります。現在、私たちは全従業員の対話をもとに、一人ひとりが自律的に考え、挑戦できる「新しい小林製薬」の組織風土を築き上げています。新しい行動規範が浸透し、社員が自らの仕事に誇りを持ち、主体的に動ける環境を整えることで、現場からは次々と新しい工夫や試みが生まれます。社員一人ひとりの成長が会社の成長と共鳴し、それが社会への価値提供へとつながっていく。そんな好循環を、私たちは生み出し続けます。
再びお客様や社会から期待される企業となれるよう、私たちは歩みを止めることなく、誠実に、そして情熱を持って変革を推し進めてまいります。
代表取締役社長

