価値創造プロセス

当社グループが、経営理念やパーパスを起点にどのように経済価値を生み出し、どのように社会に貢献していくのかを説明します。

  • 画像クリックで拡大できます
価値創造の源泉からビジネスモデル、戦略・アクション、アウトカムまでの流れを示す企業価値創造プロセス図。経営理念や財務・製造・知的・人的・社会関係・自然資本を基盤に、あったらいいな開発、マーケティング、販売・育成、海外展開を進め、2035年ビジョンの実現に向けた経済価値・社会価値の創出を目指す構成。

当社は、これまで「“あったらいいな”をカタチにする」というスローガンのもと、世の中にない製品を生み出し、新しい生活習慣をつくることで新市場を創造してきました。しかし、2024年に起こしてしまった紅麹事案を受け、改めて「品質と安全を最優先に考えたものづくり」という原点に立ち戻り、そのうえで再び社会に貢献できる会社となることを目指し、2035年ビジョンを制定しました。

2035年ビジョン

お客様の“あったらいいな”を発見し“これがないと困る”と感じていただける製品を創造する

赤い手書き風の文字で「あったらいいな」、下に「をカタチにする」と書かれたスローガン画像。

私たちが生み出す価値は、単なる製品提供にとどまりません。お客様には、「徹底した品質」による揺るぎない「安心」をお届けするとともに、効果の実感を通じて長く愛用していただける価値を提供します。
社会に対しては、お客様のお困りごとの先にある、より広範な社会課題まで見据えた製品開発に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献します。
私たちは、こうして日本で生まれた新しい生活習慣を世界に広げ、グローバルでの新市場創造をリードしていくことを目指しています。

価値創造プロセス(詳細)

以下の各項目では価値創造プロセスの図におけるハイライト部分を説明しています。

マテリアリティ

2035年ビジョンの実現のために重要な課題と捉えているのが8つのマテリアリティです。紅麹事案を経て再び社会からの信頼を得るために、お客様への補償を最優先に、品質の追求、風土改革、コーポレート・ガバナンスの抜本的改革を行っていきます。また、信頼回復に向けたマテリアリティと両輪で、社会そして私たち自身の持続的成長を目指し、新しい生活習慣の創造、事業活動の基盤となる”人”や”環境”課題への取り組みを進めます。

関連ページ

Input/価値創造の源泉

当社の価値創造の源泉には、「我々は、絶えざる創造と革新によって新しいものを求め続け、人と社会に素晴らしい『快』を提供する」という経営理念、そして「見過ごされがちなお困りごとを解決し、人々の可能性を支援する」というパーパスがあります。現在取り組んでいる組織風土改革では、理念・パーパスを実現するために、新たに”ありたい風土”と行動規範を定めました。風土の醸成には時間がかかりますが、当社の価値創造の源泉となるものだからこそ、社員一人ひとりが、ありたい風土の策定から浸透までのすべてのフェーズに関わり、時間をかけて向き合っています。

関連ページ

組織風土改革と並行して、コーポレート・ガバナンスの抜本的改革においては、意思決定の迅速化と監督機能の強化を目的とした監査等委員会設置会社への移行、品質の追求においては全社的なQMS(品質マネジメントシステム)の再構築を進め、紅麹事案の再発防止へとつなげています。また2026年4月より稼働している「彩都ものづくりラボ」では、研究開発本部、製造本部、および品質安全保証本部を同一フロアに集め、物理的距離を解消しました。現場・現物・現実を見ながら多角的な視点でタイムリーに意見を出し合うことで開発の初期段階から早期にリスクを抽出します。こうした製造資本の補強は、当社が強みとしている知的資本や人的資本をはじめ、他の資本の強化にも寄与するものです。

青空の下、横長の窓が並ぶ白い現代的な建物が、植栽のある丘の上に建っている

彩都ものづくりラボ外観

照明のついた広い実験室に、作業台と椅子が整然と並び、奥まで通路が続いている

一般実験エリア

窓際の植物が置かれた広いオフィスに、白いデスクと椅子が整然と並んでいる

執務エリア

ビジネスモデル

このような資本を原資に私たちが行うビジネスは、お客様のお困りごとを起点にしたアイデア創出から生まれた製品を、競合が存在しない市場にいち早く展開し、わかりやすさを追求したマーケティングによって育成、そこからロングセラー化や海外展開へと繋げるというものです。この一貫したバリューチェーンが私たちのビジネスの根幹であり、我々の強みである「あったらいいな開発」です。
これによって、私たちは幅広いカテゴリーで多岐にわたる製品・ブランドを生み出し、お客様にお届けしています。

「あったらいいな開発」から生まれた製品の例(抜粋)

戦略・アクション~Output/実績・目標

このビジネスモデルを軸に、中期経営計画の策定においては社内外の環境変化に応じて戦略を見直しています。2026年から2028年の中期経営計画では、事業フェーズに応じたポートフォリオ経営やグローバルブランド体制の導入、資本効率経営などの新たな戦略を実行し、株主還元も含めた確かなアウトプットの創出を目指しています。
このように中期経営計画のPDCAを繰り返すことで、価値創造の源泉となる各資本が増強され、さらに各資本が影響し合うことで資本全体の強化につながり、その結果さらなるアウトプットを生み出すことができると考えています。

関連ページ

Outcome/創出価値

こうしたアウトプットの先にあるのは、日本そして世界中の人々の健康とよりよい生活への貢献です。
これこそが社会に対しての価値であり、私たちは社会から必要とされ続ける企業となることで持続的に成長することができるのです。これが私たちの価値創造ストーリーです。