障がいや病気に悩む子どもたちとその家族にとっての“あったらいいな”をカタチにする
公益財団法人 小林製薬青い鳥財団
2020年度助成先および顕彰先決定のお知らせ
公益財団法人 小林製薬青い鳥財団(所在地:東京都港区、理事長:小林 章浩、以下「本財団」)は、2020年6月5日から2020年7月31日にかけて「2020年度 助成事業・顕彰事業」の公募を行い、選考委員会における厳正な審査の結果、応募総数61件の中から計10件(総額3,000万円)の助成先・顕彰先を決定しましたのでお知らせいたします。2020年12月4日(金)には、本財団では初となるオンラインでの贈呈式の開催を予定しております。
助成事業:支援活動7件、調査研究2件 顕彰事業(小林製薬青い鳥財団賞):1件 【計10件】
本財団は、障がいや病気に悩む子どもたちとその家族にとっての「“あったらいいな”をカタチにする」ことを目的に、小林製薬株式会社(以下「当社」)が創立100期を迎えた2017年に設立し、これまでに延べ38件の助成先・顕彰先を支援してまいりました。
第4期目を迎える今年度も引き続き、障がいや病気に悩む子どもたちとその家族の支援や調査研究をされている方々を幅広く公募し、その活動を支援することで、社会全体の「快」の増大に貢献することを目指しております。
助成事業概要
対象分野 | 障がい・病気に悩む子どもたちとその家族が抱えている様々な医療・福祉上の問題への支援活動及び調査研究(日本国内において行われるものに限る) |
---|---|
助成内容 |
|
顕彰事業[小林製薬青い鳥財団賞]概要
応募資格 | 障がい・病気に悩む子どもたちとその家族が抱えている様々な医療・福祉上の問題への支援活動及び調査研究において、著しい成果を収めた個人又は法人等(日本国内において活動しているものに限る) |
---|---|
顕彰内容 | 受賞件数:2件程度 賞の内容:1件あたり、記念品及び副賞(300万円) |
※助成は「これから実施する活動」に対して、顕彰は「これまでの活躍・成果」に対して行われます。
【2020年度 助成先一覧】※以下順不同
支援活動
名称 | 所在地 | 主題 |
---|---|---|
オンライン院内学級CA・YO・Uプロジェクト (代表者:西岡 真由美) | 京都府 | 長期入院の子ども・学生へのオンラインを活用した学習支援 |
特定非営利活動法人HERO (代表者:佐藤 真実) | 宮城県 | 病気や怪我などで髪の毛を失ってしまった子供たちに、オーダーメイドの医療用ウィッグをプレゼントする活動 |
特定非営利活動法人Asrid (代表者:西村 由希子) | 東京都 | 重症心身障害児・医療的ケア児のための「遊びの情報ポータルサイト」の構築と展開 |
特例認定特定非営利活動法人ころん (代表者:小川 麻美) | 和歌山県 | 障害があっても楽しめる、興味が広がる、バリアフリー絵本図書館 |
特定非営利活動法人つなぐプロジェクト (代表者:奥村 佳子) | 岐阜県 | 新型コロナウイルス感染症拡大状況下で育児困難な状況にある産直後の母児への地域連携による育児支援事業 |
京都ファミリーハウス (代表者:古賀 會委子) | 京都府 | 病児と入院患者に付き添うご家族のための滞在施設の運営 |
Com Lab Japan (代表者:佐々木 千穂) | 熊本県 | スーパーハイブリッドチャレンジド養成Project&Study |
調査研究
名称 | 所在地 | 主題 |
---|---|---|
浅野 奈穂子 奈良女子大学 生活工学共同専攻 博士課程 | 奈良県 | 乳児期から開始する母子コミュニケーション介入プログラムAST |
金原 明子 東京大学医学部附属病院 精神神経科 特任助教 | 東京都 | 既存障害サービスへのマッチングに困難を抱える子どもとその家族のニーズの見える化と具体的解決策の同定 |
【2020年度 顕彰先一覧(小林製薬青い鳥財団賞)】
名称 | 所在地 | 主題 |
---|---|---|
特定非営利活動法人 アレルギーを考える母の会 (代表者:園部 まり子) | 神奈川県 | 災害時のアレルギー患者支援及び地域ぐるみのアレルギー疾患対策の推進に寄与 |
<参考資料>
■選考方法
本財団のホームページ(https://www.kobayashi-foundation.or.jp)より応募期間内にエントリーいただいた事業に対し、2020年9月に選考委員会を開催し、その結果をもとに本財団の理事会にて最終決定いたしました。
■小林製薬による小林製薬青い鳥財団の支援について
当社では、「“あったらいいな”をカタチにする」をコーポレートブランドスローガンに掲げ、製品やサービスを通じてお客さまの生活・健康上のお困りごとを解決することを使命に、事業を展開しております。これは社会課題に対しても同様で、当社が取り組まなければ置き去りにされてしまう課題における“あったらいいな”の実現に取り組み、持続可能で快適な社会への貢献を目指しております。
本財団は、当社の創立100期の記念事業の一環として、本業とも関わりのある「健康」「福祉」領域の社会課題に対して、社業に影響されず安定的に、より専門的に活動できる仕組みを作ることを目的とし、2017年に設立いたしました。当社では本財団の支援を通じて、障がいや病気に悩む子どもたちとその家族の皆様にとっての「“あったらいいな”をカタチにする」ことを目指してまいります。
■公益財団法人 小林製薬青い鳥財団 概要
名称 | 公益財団法人 小林製薬青い鳥財団(英文名:Kobayashi Aoitori Foundation) |
---|---|
所在地 | 東京都港区六本木一丁目7番27号 |
理事長 | 小林 章浩 |
事業内容 | 1.「健康」及び「福祉」に関する活動及び調査研究に対する助成 2.「健康」及び「福祉」に関する活動及び調査研究に対する顕彰 |
設立年月日 | 2017年5月26日 |
設立者 | 小林製薬株式会社 |
活動原資 | 年間約6,000万円(小林製薬の株式の配当金) |
以上
-本件に関するお問い合わせ先-
公益財団法人 小林製薬青い鳥財団 事務局
〒106-0032 東京都港区六本木一丁目7番27号 全特六本木ビル East5階
- TEL:
- 03-3505-5371(受付:平日 月~金 9時半~17時)
- FAX:
- 03-3505-5377