PEOPLE

情熱は冷まさず、革新をカタチにする。

品名
川上さん
製造年
2019年入社
配合成分
製造本部 工場統括部 生産技術部 設備グループ 所属
理工学部 化学科 卒
生産技術

学生時代と
入社動機…

学生時代は、昨今テレビ業界を騒がせている「量子ドット」について学んでいました。就職活動では「自分をここまで育ててくれた両親が喜んでくれる企業に行きたい」と思い、ブランド力のある有名企業を志望。30社ほど面接を受けた中のひとつが小林製薬でした。入社を決めた理由は、魅力的な製品をたくさんリリースしている点がまずひとつ。もうひとつは、二次面接で面接官や採用担当者の方が、学生みんながリラックスできる雰囲気をつくってくださったことです。他の会社にはなかった居心地の良を感じたことで「入社したい!」という気持ちがより大きくなりました。

FIRST YEAR

私の入社1年目

入社前に想像していた1年目のお仕事

小林製薬のホームページなどを見て、何となく生産技術という仕事はイメージできていました。大学では量子力学を学んでいたため、機械のことは全然わからなかったので、その点がハンデになるかもしれないという不安があったことを覚えています。あと、チャレンジしやすい会社とは聞いていたものの、右も左もわからない1年目の社員の意見が採用されることは実際にはないだろうと思っていました。

入社後のリアル

1年目は関連工場での現場研修がメインだったので、生産技術の仕事というよりも生産グループの仕事を手がけていました。現場で機械を扱いはするものの、特殊な専門知識が必要というわけでもなかったので、入社前に想像していたようなハンデ感じることはなかったです。ただ、学生時代のアルバイトとは違って仕事をするうえでいろんな責任を伴うので「これが社会に出るということなんだ!」と気が引き締まりました。
一番のギャップは、1年目の社員でも「じゃあやってみようか」という感じでどんどん意見が採用されたこと。それで失敗しても「どうして失敗したと思う?」など自分を振り返る時間をくれるので、自分の中に知識や経験が定着していく手ごたえがありました。

CAREER

その後のキャリア

入社2年目~/新規生産ラインの開発

関連工場での研修が終わってからは『熱さまシート』の新規生産ラインの開発プロジェクトに加わることになりました。製品の処方や開発手法など30年間続いていたものづくりを一新するために、私が入社するよりも前から走り出していた大型のプロジェクトです。
このプロジェクトで私は主に設備関係を担当。意外だったのは設備の自動化の部分に、大学時代に学んでいた量子力学が生かせたことです。設備のセンサーの波長や特性を調べる際に、量子力学で学んだレーザーに関する知識を役立てることができました。

入社5年目~/製品の開発テスト

引き続き新規生産ラインの開発に携わる中で、入社5年目の頃『熱さまシート』の開発テストのために現場でさまざまな作業をしていました。ですが自分の知見だけでは思ったように作業が進まず、良い解決法が見つからないまま時間だけが過ぎていく毎日。「このままではダメだ!」と思い、自分の現状をいろんな人にアウトプットすると、自分ひとりでは思い付きようがない解決法のヒントがもらえました。
この経験から、自分の仕事を自分だけで抱え込みすぎるのは良くないと気付きました。それ以降、何かしらの難題を抱えたときには、いろんな人に悩みを共有し、周囲を巻き込みながら仕事をするよう心がけています。

FUTURE

私の現在、そして未来

現在も生産技術の担当者として新規生産ラインの開発をはじめ、より良いものづくりを実現するためのさまざまな業務に取り組んでいます。この仕事にはゴールはないと思っていて、例えばどんなにすごい生産技術を実現したとしても、そこで満足してしまうとこの先の進化はありません。今、どれだけ画期的な生産技術であっても、未来では陳腐化しているかもしれないからです。
未来にわたって革新的な技術を実現し続けるためにも、設備のことだけではなく分析や先輩方のノウハウなど、担当業務以外の知識も積極的に吸収していきたいと考えています。いずれは私が教わり学んだ社会人としてのマインドと技術者としてのスキルの伝承、そして小林製薬の進化に携わり続けることこそ私の夢であり目標です。

小林製薬のここがおすすめ!

柄が良いけれど決して優しいだけではなく、時には厳しく接してくれる。そんな尊敬できる人たちと一緒に仕事ができることが私にとっての一番のおすすめポイントです!

ONE DAY

平均的な
1日のスケジュール

8:30

ミーティング

グループ内で1週間のスケジュールを確認。各案件の進捗状況を報告。

9:00

検証の準備

計画をもとに検証内容や予測など、各種情報をメンバーと共有。

10:30

開発現場で設備の検証

開発段階の設備、もしくは使用予定の設備を検証して課題を抽出。必要に応じて設備を修繕。

12:00

昼食

社内の食堂や近くの飲食店で昼食。

13:00

開発現場で設備の検証

午前に引き続き検証や修繕を行う。

16:30

検証結果のまとめ

検証内容の結果をまとめ関係者と共有。今後の計画を練る。

17:10

終礼

挨拶を行った後、残業の必要性の有無をグループ長に報告。

17:15

退社

この日は自分が立ち上げた部内のダーツ部・ゴルフ部の活動日をスケジューリング。