PEOPLE
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学生時代は、乳化や薬の送達技術といった研究をしていたので、最初は新薬の研究開発ができる企業を志望していました。ですが就職活動を進めるなかで、短期間でいろんな製品を開発する方が性に合っていそうだと気付き、日用品メーカーに志望を変更。小林製薬のインターンシップに参加し、短い開発スパンでさまざまな製品を展開していることや、チャレンジを後押しする社風に魅力を感じて入社を決めました。
FIRST YEAR
技術開発部では全体研修のほかにも工場研修があるため、本格的に仕事が始まるのは入社後それなりに時間が経ってからだろうと考えていました。また、研修後の1年間は先輩社員に付いて仕事を覚える期間で、最初は仕事らしい仕事をすることはないだろうと思っていました。
全体研修が終わったばかりの頃、先輩から「一度実際に技術開発の仕事に挑戦してみようか」と言われ、販促物の保護資材の設計を担当することになりました。右も左もわからない時期だったので、正直「入社したばかりの自分で大丈夫かな」と不安に感じていました。
さらにはコストダウン会議で「新人目線の意見を聞かせてほしい」と話を振られアイデアを出したところ、なんと採用されることに。入社前に想像していた1年目の仕事とはまったく違っていましたが、上長や先輩の手厚いフォローがあったため不安はすぐになくなり、むしろやりがいを感じることができました。
CAREER
コストダウン会議で採用されたアイデアの実現に取り組みました。実現するためには主に3つの課題をクリアする必要があり、一つ目は使用する資材や設計方法の設定、二つ目は設備の考案、三つ目がその設備の導入です。アイデアを提案したのは1年目の夏頃でしたが「君の担当だから」と放任することなく、周囲の皆さんがいろんな面で助けてくれました。2年目の夏頃に設備が導入され、実際に製品がつくられる様子を目にしたときの感動は今でも忘れられません。技術開発部内の優れた取り組みを表彰するイベントで金賞をいただけたことも誇らしく思っています。
FUTURE
2年目の途中から『キュアレア』の包装資材や製品の立ち上げ、3年目からは『アットノン』の新製品開発のほか『ハナノア』の改良やパッケージの変更も担当。3年目で3ブランドを担当するのは異例らしいのですが「短いスパンでいろんな製品を開発したい!」と思って小林製薬に入社したので今は毎日がとても充実しています。 将来の目標は、技術開発部に長年受け継がれているミッション「絵に描いた餅を実際の餅にする」を叶え続けられる人材になることです。お客さまに求められる高品質な製品、地球環境に求められるエコな製品。そうした製品を生み出すためにマーケティングが「絵に描いた餅」を「実際の餅」にすることが私たち技術開発部の本分です。周囲の人やいろんな部門の人を巻き込みながら、より良い“餅”づくりができるよう成長していきたいと考えています。
マーケティングや技術開発、研究職に関係なく「チャレンジしたい!」という声が上がれば積極的に意見を採用してくれるところです。小林製薬の人材採用方針「ごんたの10か条」に当てはまる項目が多い人ほど活躍できる会社だと思います。
ONE DAY
グループ内で連絡事項や出張報告を共有。
進めている案件についてグループメンバーと協議。ベテラン社員に相談できるため、トラブル回避の意味でも重要。
新製品の量産化に必要な検証内容を計画書に落とし込み、翌月の実機スケールでのテストの準備を進める。
社内の食堂、もしくは会社近くの飲食店でランチ。
新製品の案件について関連部署と進め方を協議。スピード開発では他部署との連携が特に重要。
新しい包装仕様について相談。製品開発や改良において資材メーカーとの協力は必須。
評価結果をエクセル等にまとめて帰宅。
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