PEOPLE
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⼦どもの頃から新商品を⾒ることが⼤好きで、よく雑貨や⽇⽤品の量販店に出かけては新商品をチェックしていました。次第に「将来は商品開発の仕事がしたい」と思うようになり、商学部に進学し、マーケティングを専攻。就職活動では雰囲気や価値観が⾃分と合うかどうかを軸に企業を探していました。さまざまな企業を調べていく中で、⼩林製薬の採⽤パンフレットにあった“ごんたの10か条”を⾒て「私のことだ!」と感動。製品ラインナップが豊富で、次々に売れる新商品を出している点も魅力的で、絶対ここで働きたいと感じました。
FIRST YEAR
「色んなことに挑戦させてもらえる」とは伺っていたものの、それができるのは5〜10年間以上キャリアを積んでからの話だと思っていました。1年目は先輩方の仕事を見て学び、1つずつ真似をして、仕事を覚えていくことを想像していました。
マーケティングをするには、まずお客さまを知ることが第⼀だと考えていたため「リサーチの仕事を経験してから、マーケティング部門で働きたいです」と会社に伝え、リサーチ部⾨の配属となりました。 そして配属後の座学研修を終えてから、早速テーマを担当させてもらいました。先輩⽅のフォローがあるとはいえ、1年⽬から『ケシミン』『桐灰カイロ』など、複数アイテムのリサーチ担当をさせてもらえるとは思っていませんでした。 入社半年後に、執行役員等の経営幹部の方々がいる会議で初めて分析結果を報告した時は、心臓が飛び出るくらい緊張したのを覚えています。大変なことも多かったのですが、上司や先輩方の教育サポートのおかげで、1年⽬から緊張感を持って仕事に携わり、成⻑することができました。
CAREER
1年⽬の終わりから2年⽬にかけて『ブルーレット』の製品カテゴリーを任されることになりました。カテゴリーの担当なので国内向け、国際向けを問わずマーケティング部署からの調査依頼はすべて私が受け持つことに。「どうすればマーケティング施策の次の一手に繋がる提案ができるか」を日々考えていたものの、先輩⽅のように上⼿なヒアリングや分析ができず、2年⽬は理想と現実のギャップに悩むことが多かったです。そうした中で、⼀緒に悩みアドバイスをくださったのが当時の上司や先輩でした。皆さんが私の強み・弱みを理解した上で、どんな時もサポートしてくださったからこそ、⾃分を信じて壁を乗り越えることができました。
2年⽬で理想と現実のギャップに悩みながらも壁を乗り越えられたことで、3年⽬には比較的スムーズに仕事を動かせるようになりました。3年⽬は業務そのものよりも、1〜2年⽬の後輩社員の教育を通じて学ぶことが多かったです。⾃分がどれだけ「こうするんだよ」と導こうとしても、本⼈にうまく伝わる⽅法じゃないと意味がないことを感じる毎⽇でした。ただ、3年⽬という早い時期に、相⼿の⽴場に⽴って教える難しさや⼤切さを学べたことは⼤きな財産になりました。壁にぶつかっても一緒に乗り越えてくださったリサーチの皆さんには、今でも感謝しています。
FUTURE
4年⽬からはマーケティング担当としてヘルスケア商品の開発に携わっています。配属直後に10ほどのテーマを受け持ち『ヒプキュア』など実際に発売された製品も担当しました。アイデアやイメージをカタチにしていくには、その製品を必要とする方々の気持ちに寄り添い、丁寧にロジックを⽴て、“勝ち筋”となるストーリーをたくさん作り上げる必要があります。3年間のリサーチ部署での経験がここに役⽴っていて、学⽣時代からの夢だった新商品の開発で⼒を発揮できていることが楽しくて仕⽅がありません。
今後の⽬標は「解決したいけど、無理だろう」と諦めてしまっている悩みごとを拾い上げ、誰かの気持ちを少しでも楽にできるような商品を生み出し続けていきたいです。そのために「無理だろう」と思い込まず、常に思考は柔らかく、芯はしっかりとした⼈になれるように、これからも頑張っていきたいです。
失敗を恐れずに、挑戦させてもらえることです。以前、パッケージデザインに上手く情報を詰め込めず、なかなか提案が通らないことがありました。私はその商品に新しい価値があると信じていたため、想定ターゲットに直接話を伺いながら修正をして再度挑戦したところ、採用していただけました。ターゲット層の方々の声や担当者の思いを大切に、失敗を恐れず挑戦させてもらえる、そんな環境があることがおすすめポイントです。
ONE DAY
連絡事項共有、メールチェック。
新製品のアイデアを発表する前に、コンセプトや表現を⾒せ合いブラッシュアップ。
お弁当を買ったり、同期や先輩とランチに行ったり、午後に向けてエナジーチャージ。
複数のテーマを同時並⾏で動かしているため、各テーマの進捗や課題を確認。
発売前の新製品の魅力点や思いを、社内外の方に伝えられるように準備。
1対1でお話をお伺いして、その方の気持ちを想像。
思いもよらない発⾒もあるので、独りよがりにならないように未来のお客さまの声を聞きながら開発を進める。
⼀旦、インタビュー結果をまとめて頭を整理。より良い商品コンセプトに改良して、お客さまに「こんな商品が欲しかった!」と思ってもらえるよう努める。
今日の振り返りと次の日の仕事内容を整理して帰宅。
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